目黒の目黒山山神宮
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愛媛県神道青年会のページを見ていると、松野町目黒に山の神の祠があるらしい。
地図で探してみても場所は分からなかった。
後日また調べてみると、林野庁で以下のpdfを見つけた。
http://www.rinya.maff.go.jp/shikoku/koho/koho_si/pdf/gurinshikoku_1160_02.pdf
このpdfによると、
~
昭和一一年に目黒斫伐事業所が発足した際、安全な事業実行のために目黒山二○八五林班の岩屋に祠を設置していました
~
昭和四八年に目黒林道起点に祠を移転しました。
~
岩屋への移設を行いました。
~
とある。
どうやら愛媛県神道青年会で紹介されている祠の写真は、林道起点に移転していた時の物みたいだ。
pdfに安全祈願祭の時の写真があるが、かなり大きい岩屋に祠は安置されているようだ。
気になったので行ってみることに。
といっても正確な場所が分からないので、林野庁のHPを引き続き調べてみると、目黒山2084の大体の位置を確認することができた。この場所をもとに当たりを付けて行ってみることに。
目黒林道の入り口近くを見渡すと、
恐らく移転してきた時の祠の残骸があった。
林道の入口自体は、以前登山の為に滑床渓谷に行く際通ったことがあったが、気付くことが出来なかった。
移転先から少し進むと目黒山の位置図?があり、 山の神がある目黒山2085の位置も確認することが出来た。
林道を進んでいく。
道はもっと荒れているのかと思っていたが、思ったよりもきれいで歩きやすかった。
この分岐は左へと進む。右の方へ行くと目黒鳥屋や三本杭の方へ続いているらしい。
林道をひたすら進むと、
鳥居が見えてきた。
林道の入口からここまで約9km。なかなか距離があった。
石でできた階段を下りていく。
ここを下りてきた。
目黒山山神宮に到着した。
写真では伝わりづらいがかなり巨大な岩屋だと思う。
もともとはこの岩屋に祀られてたそうだが、当時は林道等が開通しておらず、利便性が悪かったとか。ここまでお参りに来るのも一苦労だっただろう。
祠の前に手水鉢があった。
無事に山神宮まで来られたことに感謝して、また約9kmを歩いて帰った。
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目黒山山神宮:33.1698333, 132.6585139
目黒山山神宮移転先:33.1973333, 132.6667639